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1円携帯

1円で買えるものとして頭に浮かぶのは携帯電話という人も多いのではないかと思います。1円携帯って当たり前のように感じていましたけど、よく考えると1円で携帯電話が買えるってすごいことですよね。

1円携帯

新規契約だと1円で携帯電話を購入できるものが多いです。これは「販売奨励金」という仕組みにより1円で携帯が売られています。この販売奨励金は新規加入により1台売ると平均して4万円も支払われていると言われています。そのため、1円で携帯電話を売っても利益が出るという仕組みになっているのです。
つまり、販売奨励金がもらえるため、1円で携帯電話を売っていけるというわけです。

1円携帯の問題点

ただ、販売奨励金を携帯電話の新規契約のために使われることに不公平さを感じ、1円携帯廃止か?という方向性もみせてきています。その不公平さを感じる理由は、販売奨励金がユーザーによる通話料金から出ているということです。これの意味するところは、機種変更せずに長く使い続ける人は割高な通信料金を払い続けるぶん損をし、頻繁に携帯電話を変えている人が得をするという仕組みなのです。この仕組みを変えるために新しい料金プランが最近出始めています。

1円携帯の今後

以下のKDDIの新料金プランについて見てください。

KDDIは2日までに、携帯電話の端末販売価格を2万円程度高くする代わりに、通話料金を安くする新しい料金プランを11月にも導入する方針を固めた。新プランは1台の端末を長く使い続ける人にメリットがある。一方で、頻繁に買い替える人に有利な従来のプランも併存させる。業界最大手のNTTドコモも12月に新料金プランを導入する方針で、消費者の選択肢が多様化する。

KDDIの新プランは、これまで同社から端末販売店へ支払ってきた1台当たり3万6000円程度の販売奨励金を2万円程度削減し、通話料引き下げの原資に充てる。これにより、従来プランで1~2万円台だった端末価格は新プランで3~4万円台に上昇。価格を「1円」「0円」へと極端に値引きするセールは、新プランではできなくなる。

反対に通話料金は、代表的なプランで30秒当たり14円から10円程度へと安くなりそうだ

(2007年10月02日 14時43分配信 ITmediaより転載)

今後、KDDIのように同じ携帯電話を使い続ける人にメリットがあるプランが増えると思います。また、ユーザーの選択肢が増えるようなプランが増え、ますます携帯電話のシェア争いが過熱してくると思われます。そうなると、我々にとって電話料金がより安く利用できるようになるでしょう!

1円携帯が廃止したら

1円携帯が廃止されたら、携帯電話が壊れた場合に困るような気がします。携帯電話の場合、小さいですし簡単に落としてしまいます。水に落としたら、壊れてしまう可能性が高いのも事実です。また、なくしてしまったという場合もあるでしょう。そのような場合に1台あたり3万も4万もしていたら大変だと思います。そうなると、携帯電話を大事にする人がもっと増えるかもしれないですね。